じゃのめがさをさしたこぼうず
蛇の目傘をさした小坊主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 雨の暗い坂道に、蛇の目傘をさした二尺ほどの小坊主が大勢現れて通り過ぎたという。
- 細部
- 雨が降ってすっかり暗くなった時分、桃野村のボデギという坂道を通りかかった人が、蛇の目傘をさした二尺ほどの背丈の小坊主たちが次々と目の前を通り過ぎていくのを見た。あまりの気味悪さに、その人はその場に腰をおろして落ち着こうと煙草を吸い始めたところ、いつの間にか小坊主の一団は姿を消していたという。腰を据えて動じない態度が怪異をやり過ごす手立てになったとも読める話である。
- 広まり方
- 1966年刊『上毛民俗』所収、上野勇「利根の妖恠・幽霊」に記録がある。
- 地域
- 群馬県みなかみ町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ