いずないなり
イズナイナリ
国内
未確認生物
- どんな話か
- イズナと稲荷の名を重ねた憑き物の呼び名で、人に憑くことがあると語られた。
- 細部
- 聞き書きの中には、イズナ単独ではなく稲荷を伴った呼び名で語られる例もある。人に取り憑くことがあるとだけ伝えられ、症状や落とし方までは書き留められていない。管狐やイズナが稲荷信仰と結び付いて理解されていたことを示す名称で、同じ土地にイズナ、キツネ、コックリサマなど複数の憑き物の名が並存していた状況の一端がうかがえる。名の異なりがそのまま記録されている点に資料的な意味がある。
- 広まり方
- 1989年刊行の『長野県史 民俗編 中信地方 仕事と行事』の民間信仰の章、祈とう師とつきものの項に見える。
- 地域
- 長野県安曇野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ