いわしのはこ
鰯の箱
国内
未確認生物
- どんな話か
- 新里町で祭りの帰りに鰯の入った箱を背負っていた人が化かされ、一晩中歩き回ったという話。
- 細部
- 新里町に伝わる話。祭りの帰りに鰯を買い、その入った箱を背負って歩いていた人が、何ものかに化かされてしまい、一晩じゅう当てもなく歩き続けることになったという。翌朝、村の人々がその姿を探しに出ると、本人はぼんやりとした様子で石に腰かけているところを見つかった。背負っていたはずの鰯の箱は、本人からはるかに離れた場所に空っぽのまま放り出されていたと伝えられている。何にたぶらかされたのかは語られていないが、夜道で人を惑わす存在への戒めとして語り継がれてきた。
- 広まり方
- 1988年の『上毛民俗』掲載、恩田さく「春宵愚談読後記」に記録されている。
- 地域
- 群馬県桐生市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ