いわなのせい
岩魚の精
国内
未確認生物
- どんな話か
- 霧茂谷で釣った岩魚を持ち帰った若者の妻が泣いて逃がすよう望み、放すと妻は姿を消し、夕暮れに本物の妻が里から帰ってきた。
- 細部
- 昔、若者が霧茂谷で岩魚を釣り上げ、家に持ち帰った。すると家にいた妻がそれを見て泣き出し、どうか逃がしてやってほしいと願った。若者が言われるままに岩魚を谷へ放してやると、その場にいたはずの妻の姿はふっと消えてしまう。ところがその日の夕暮れ、里へ出かけていた本当の妻が何事もなかったかのように帰ってきたのだという。家にいた妻の正体が岩魚の精であったことをうかがわせる話である。
- 広まり方
- 1935年の『ひだびと』掲載、和仁市太郎「伝説の霧茂谷」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県飛騨市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ