いわくらさまのれい
岩倉さまの霊
国内
未確認生物
- どんな話か
- 養蚕に励んだ嫁の家の板の間に蛇の鱗状の跡が現れ、写真に収めた岩倉様の霊が今も伝わるという話。
- 細部
- 大津家の嫁が、病気の義母に代わってひとりで見習いながら養蚕を続けていたところ、昭和三十三年のある朝、板の間に蛇の鱗を思わせる跡が浮いていた。近所の者はこれを、嫁が養蚕に一心に励んだために岩倉様が現れたしるしだと語ったという。その跡を写真に撮ってガラスの額に納めたところ、写真の霊気が失われてしまったが、額のガラスの角を切って空気の通り道を作ると再び霊気が戻り、その一枚は大津清孝氏の家に今も残されている。
- 広まり方
- 1976年の『置賜の民俗』に載った武田正の「口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 山形県南陽市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ