いわがみさま
岩上様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 狐封じや疫病除けの守り神とされ、毎年隣村から迎え、唱える文句次第で白い狼の姿が見えたり見えなかったりするという。
- 細部
- 宍粟市千種町では、岩上様はオオカメサンやオイヌサンとも呼ばれ、狐による災いや流行病を防ぐ守り神として敬われてきた。毎年、夏の土用丑の日が明けた翌日に、隣の村からこの神を迎え入れる習わしがあり、迎える際に唱える言葉によって姿が変わると伝えられる。どうか隠れたお姿でおいでくださいという意味の言葉を使えば人の目には映らないが、あえて生きたお姿でおいでくださいという言葉を使うと、真っ白な狼のような姿が供とともに現れて見えるのだという。同じ神が言葉ひとつで見える見えないを行き来する点が、この地域の伝承の特徴になっている。
- 広まり方
- 1957年発行の『西郊民俗』に、池田和生が発表した『「ニハチ」その他―兵庫県宍粟郡千種村―』という記録がある。
- 地域
- 兵庫県宍粟市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ