いったんがじゅまる
いったんガジュマル
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 神が宿るとして誰も手を出さなかった巨木を伐らせたところ、木こりの身内に不幸が続いたという話。
- 細部
- 川内の集落には、いったんガジュマルと呼ばれる恐ろしい木があった。神がついている木として誰もが手を出さずにいたが、ある時どうしてもこの木を伐る必要が生じ、他の集落の木こりに依頼して伐り倒してもらった。木を伐った本人には何事も起こらなかったものの、その後身内に不幸が続けて起こったため、これは木のバチが当たったのだろうと噂されるようになった。なお、木に神がついているかどうかを見極める方法として、木に斧を打ち込み三間ほど離れた場所から見守り、斧が震えるようであれば神がついている証だとされていたという。
- 広まり方
- 奄美民俗 1968年掲載、文沢正美ほか「竜郷村大字大勝の場合」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県龍郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ