ゆうぐれのいったんもめん
夕暮れの一反木綿
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夕暮れ時に一反ほどの白い布のような姿でひらひらと飛び、人に絡みついて窒息させるとされる妖怪。
- 細部
- 鹿児島県肝属郡高山町(現・肝付町)に伝わり、現地では「いったんもんめ」「いったんもんめん」とも呼ばれる。教育者・野村伝四と柳田国男の『大隅肝属郡方言集』に記録された、夕暮れに一反ほどの白い木綿のようなものがひらひら飛び、人を襲う怪異である。首に巻きつき、顔を覆って窒息させるほか、反物を巻いたように回転しながら飛来し、人を巻き込んで空へ去るとも語られる。地元では子供が遅くまで遊ぶのを戒める「一反木綿が出るよ」という言葉にもなった。
- 広まり方
- 水木しげるの漫画で鬼太郎の仲間として親しみやすいキャラクターに描かれたことで、恐ろしい妖怪から全国的に知られる存在へ変わった。
- 地域
- 鹿児島県
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ