いつくしましん
厳島神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 各地を巡り歩く神であった厳島神が沐浴中に羽衣を飛ばされ、探すうち釣り人との出会いを経て今の社地に鎮まったという。
- 細部
- 厳島神はもとより一つの地にとどまらず各地を巡り歩く神であったと伝えられる。安芸国の渟田水門を発ち、大崎島の木ノ江を経て、大竹にある大滝神社へとたどり着いた。そこで身を清めるために沐浴をしていたところ、身に着けていた赤い羽衣が風にさらわれてしまう。慌てて探し回っていると、近くで釣りをしていた佐伯鞍職という人物に行き会い、その導きを受けることになった。この出会いがきっかけとなって、厳島神はいまの厳島神社にお鎮まりになったと語られている。各地を渡り歩いた末に鎮まる場所を得るという、由来を語る話である。
- 広まり方
- 1978年刊『広島県史 民俗編』所収、田地春江「厳島神社」の項に記録がある。
- 地域
- 広島県大竹市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ