いとのもつれをとくまじない
糸のもつれを解くまじない
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 糸が絡まったとき、似た音を繰り返す早口の文句を唱えてほどいたという。
- 細部
- 機織りや裁縫の最中に糸が絡まってしまったとき、上直瀬では決まった唱えごとを口にした。もしやとしゃしゃという語をひたすら入れ替えながら繰り返す形式で、意味を追えない言葉遊びのような響きになっている。もつれた糸そのものを言葉の上で再現し、絡まりきったところで解けるという理屈とも読める。他の呪文と違って真言を伴わず、手仕事の場で口ずさまれる調子のよさが際立つ。
- 広まり方
- 1960年刊の『あゆみ―ふるさとの民俗―』所収、森正史監修による上直瀬(旧川瀬村)の民俗調査に記録がある。
- 地域
- 愛媛県久万高原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ