いとまき
糸巻き
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山姥からもらった尽きない糸巻きの秘密を明かした妻がさらわれ亡くなった話。
- 細部
- 松月という人物の妻が糸を紡いでいると、いつも決まって手伝いに来る女がいた。ある日その女は、自分は実は山姥であるが決して他言しないようにと告げたうえで、糸巻きを一つ贈った。その糸巻きはいくら使っても糸が尽きることがなく、不思議に思った妻はつい夫に打ち明けてしまう。するとその夜のうちに妻はさらわれ、鍋倉山の穴の前で亡骸となって見つかった。村人たちが穴の中へ矢を射込むと大きな音が響いて山姥は姿を消し、あとには骨だけが残されていたという。
- 広まり方
- 『旅と伝説』1929年、村上辰午郎「宮古町と秋田与次郎稲荷の伝説-四山姥の伝説-」に記録されている。
- 地域
- 岩手県宮古市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ