いとくたくさんのかみ
イトク沢山の神
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 小さな石碑を祀る場所で、そこで何か手を出すと後で病や災難に遭うと恐れられた。
- 細部
- イトク沢山の神と呼ばれる小さな石碑が祀られている場所がある。ここは日頃から手を触れてはならない土地とされ、そこで何かをした者には後日きまって障りがあると言い伝えられてきた。病に倒れることもあれば、思わぬ災難に見舞われることもあるという。何をすると障るのかは限定されておらず、その場に手を加える行為そのものが避けられている点に、境界としての強さがうかがえる。県史では祟りをめぐる世間話の一つとして採録されており、土地の禁忌が具体的な不幸の記憶と結びついて継承されてきたことを示す。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』第十二編口頭伝承、第三章世間話のたたりの項に載る。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ