いとだやまのかみのたたり
糸田山の神の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 子守と赤子が消えて以来、山に関わる者へ災いが及ぶとされ、バチ山とも呼ばれる山の祟り。
- 細部
- 此田で子守の者が赤子を連れて山へ入ったまま行方が分からなくなった。それからというもの、この山に関わりを持つ者に災いが及ぶようになり、持ち主は命を落とすか大怪我をし、木を伐った者も難に遭うと言われるようになった。今でも折々に赤子の泣き声が聞こえるとも伝える。人々はこれを糸田山の神と呼び、山を持つ者は神を自分の家へ迎えて祀ることでその力を鎮める。罰の当たる山という意味で、バチ山という別名も残っている。
- 広まり方
- 1979年刊『遠山の民俗』の信仰の章、民間の小祠の項(東京学芸大学民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ