つなんのいたちがならすきたおし
津南のイタチが鳴らす木倒し
国内
未確認生物
- どんな話か
- 津南町の山中で、木を切り倒すような音が響くが実際には倒れておらず、イタチの仕業とされる怪音現象。
- 細部
- 津南町では、村の男衆5、6人が連れ立って山仕事に出かけた際の話が伝わっている。一行の最後を歩いていた父親の耳に、近くの大木に斧を打ち込むようなカチン、カチンという音が聞こえてきた。続けてザワザワと枝葉が揺れる音がし、最後にドーンという大木が倒れる音が響いたという。しかし実際に木が倒れたわけではなく、これは木の上に潜んでいたイタチが枝を揺さぶって音を立て、飛び降りるときにドーンという地響きを作り出しているのだとされる。山中で正体不明の伐採音を聞いた際に語られる説明譚である。
- 広まり方
- 1982年刊『新潟県史 資料編22 民俗1』所収、水沢謙一のイタチに関する記述による。
- 地域
- 新潟県津南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ