いたちのかいとはりをはくむすめ
鼬の怪と針を吐く娘
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 癪持ちの娘が体中に腫れ物ができて針が出るようになり、夜になると布団の周りを鼬が歩き回ったという奇病譚。
- 細部
- 文政4年、江戸の牛込袋町代地に住む商家の娘が、以前から患っていた癪に加え、体のあちこちに腫れ物ができる奇病にかかった。やがてその腫れ物から針が出るようになり、夜になると、娘の寝ている周囲や敷布団の下を鼬が歩き回る姿まで目撃された。病の経過と鼬の出現を結びつけたこの奇病譚は、滝沢馬琴の『兎園小説』を収めた1973年の『日本随筆大成第2期』に記録されている。
- 広まり方
- 滝沢馬琴『兎園小説』(『日本随筆大成』第二期、1973年)に記される奇病譚。
- 地域
- 東京都新宿区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ