いしつぶて
いしつぶて
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 1770年、地頭佐羽内家の別宅に夜な夜な石が投げ込まれる怪異が起き、白山寺のお札を貼ってようやく収まったという話。
- 細部
- 1770年の9月半ばごろから、地頭であった佐羽内家の馬場野にある別宅に、夕方になると誰が投げるとも知れない石つぶてが打ち込まれるようになった。鉄砲を構えた見張りを置いても、修験者に祈祷を頼んでも一向に効き目がなく、これは怨霊の仕業に違いないということになる。困り果てた末に黒岩の白山寺の和尚からお札を授かって貼ったところ、その日を境に石つぶては止み、それまで馬場野で暴れがちだった馬も落ち着きを取り戻したという。
- 広まり方
- 1993年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「岩手県和賀郡東和町 調査報告書」に記録されている。
- 地域
- 岩手県花巻市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ