いしとかしたうし
石と化した牛
国内
未確認生物
- どんな話か
- 四天王寺創建の際、材木を運んだ牛車の牛が完成後に石と化し、天王宮の南に石神として祀られているという。
- 細部
- 四天王寺の創立に際して、建材となる石材を運ぶために牛車が使われていたという。無事に寺の造営が成就した後、その働きを終えた牛はそのまま石に姿を変えてしまい、以来、天王宮の南手に石神として祠に祀られるようになったと伝えられている。寺院建立の伝承に、働いた動物への感謝と畏敬の念が重ねられた話である。重労働を担った牛の存在を後世まで留めようとする、寺院創建にまつわる心温まる由来譚のひとつといえる。
- 広まり方
- 1976年の『日本随筆大成第三期』所収、著者未詳「浪華百事談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ