いしにたましい
石に魂
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 借り手の定着しない家で雨の夜に女の泣き声が聞こえ、粗末に扱われていた庭石を常夜灯に作り替えると泣き声がやんだという。
- 細部
- ある家は人の出入りが激しく、借りて住み着く者がなかなか続かなかった。雨の降る夜には、若い女性がすすり泣くような声が聞こえるとも噂されていた。庭先に粗末に打ち捨てられていた一つの石に目をつけた者が、これを常夜灯に作り変えてはどうかと提案し、実行に移したところ、それ以降は女の泣き声がまったく聞こえなくなったと伝えられている。
- 広まり方
- 1936年の『郷土研究上方』所収、土田長太郎「建石行脚」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ