いしなげんじょ
イシナゲンジョ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 靄の深い5月の夜に船で漁をしていると岩の崩れ落ちるような音が響くが、確かめても異常はないという怪異。
- 細部
- 西海市に伝わる怪異。5月の夜、深い靄が立ちこめる中で船を出して漁をしていると、岩の崩落を思わせるような轟音が響くことがある。しかし音のした方角へ確かめに向かっても、変わった様子は何も見当たらないという。柳田国男の『妖怪名彙』では、海に伝わる女性の妖怪である海姫や磯女と同系のものとして扱われている。姿を見せずに音だけで漁師を驚かせる点が特徴とされる。
- 広まり方
- 1938年の『民間伝承』所収、柳田国男「妖怪名彙」に記録がある。
- 地域
- 長崎県西海市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ