くちどめじぞう
口止め地蔵
国内
未確認生物
- どんな話か
- 泥棒が金持ちを殺した現場の石地蔵に口止めしたはずが、三年後に本人の息子へ真相を喋ってしまう。
- 細部
- 昔、ある石地蔵の前で泥棒が金持ちを殺して金を奪った。泥棒は地蔵に対して「誰にも言うな」と口止めをしたが、地蔵からは「自分で喋ることになるだろう」と告げられた。果たして三年後、泥棒は自分が三年前に殺した金持ちの息子と知らずに出会い、うっかりその一部始終を喋ってしまい、敵を討たれることになったという。地蔵が沈黙を破らせる仕掛けとして機能する、口止めの効かない怪異譚である。
- 広まり方
- 1961年の『芸能』所収、国学院大学説話研究会「岩手県久慈市上戸鎖の口承文芸その他」に記録がある。
- 地域
- 岩手県久慈市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ