いし
石
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 山熊神社の玉垣内の石を持つと身を守るとされ、出征した息子が無事帰還したが、返し忘れて腹痛に見舞われたという。
- 細部
- まんのう町の山熊神社には玉垣に囲まれた一角があり、その中にある石を身につけていると、危険から守ってくれると言い伝えられている。ある家の息子がこの石を持って戦地へ出征したところ、幸いにも無事に故郷へ帰ってくることができた。ところが帰還した喜びのなかで、石を玉垣の中へ返納するのをうっかり忘れてしまった。すると、その年の大晦日になって急に激しい腹痛に襲われたという。あわてて石を元の場所へ戻したところ、腹痛はすぐさま治まったと伝えられている。
- 広まり方
- 1983年の『四国民俗』所収、武田明「仲多度郡琴南町美合の聞書」に記録がある。
- 地域
- 香川県まんのう町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ