いしゃとぅ
イシャトゥ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 片足で人の背丈ほどとも子供ほどの小柄ともいわれる妖怪イシャトゥは、人を惑わせ、禁忌の言葉を口にすると海が荒れるという。
- 細部
- 与論町に伝わるイシャトゥは、伝承によって姿が異なる。一つには片足で人の背丈ほどもあり、常に立ったままの姿でいて、人を迷わせたりピシパナという場所でイダイという害をなすとされる。クルパナという浜を住処とし、この地でアーパンチカ・クルパンチカという言葉を口にすることは慎まねばならず、破ると海が荒れて大風が吹くという。もう一つの伝えでは、イシャトゥは体が小さく子供ほどの大きさで、夜になると漁をし、魚の目を抜き取るとされる。人を騙すことはないともいい、火となって飛ぶ姿はハタパギと同一視されることもある。
- 広まり方
- 1961年の『奄美民俗』掲載の田畑英勝「昔話二題」、および1974年の『琉大史学』掲載の同「奄美の妖怪について」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県与論町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ