いるか
イルカ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 対馬地方に伝わる話で、海を泳ぐイルカは滅びた平家の落人が姿を変えた生き物だとされている。
- 細部
- 対馬地方には、海に生きるイルカについて、滅びた平家の落人が姿を変えた末の生き物だとする言い伝えがある。その証しとして、体には平家ゆかりの紋所が浮かび上がっているとされ、鳴き声も獣のものではなく人の声に近く聞こえるという。さらに傷つけたときに流れる血も人間のそれと変わらないと語られており、平家滅亡の悲話が海の生き物の姿を借りて地域に語り継がれてきたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1964年の『西郊民俗』所収、井之口章次「長崎県対馬西北部の見聞(3)」に記録がある。
- 地域
- 長崎県対馬市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ