いるい
異類
国内
未確認生物
- どんな話か
- 阿留沢に棲むという異類が女をさらい、さらわれた女は白衣姿で現れては口止めして消えたという話。
- 細部
- 阿留沢には人ならざる異類が棲み、女をさらっていくのだと言われていた。門助という男の妻もこの異類にさらわれて阿留沢へ去ってしまったが、故郷が忘れられず、風雨とともに夫の家を見舞うことがあったという。また別の話では、狂って死んだ農家の女を埋葬した翌日に棺が暴かれて死骸が消えており、後に旅人が白い衣に笠をかぶった姿でやって来るその女に出会ったという。女は自分を見たことを誰にも言うなと告げて姿を消したと伝わる。
- 広まり方
- 1996年刊『東北民俗』所収、岩本由輝「サムトの婆々と佐々木喜善」に記録がある。
- 地域
- 岩手県遠野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ