いりまめ
いり豆
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 虫歯になったときは、自分の年齢と同じ数だけいり豆を川口の石仏に埋め、芽吹くまで治まるよう祈ったという。
- 細部
- 花山では、虫歯を患ったときにいり豆を使うまじないが伝わっている。自分の年齢の数だけいり豆を用意し、川口にある石仏のもとまで持っていって土に埋め、そこから芽が出てくるころには痛みが治まるようにと祈るのだという。炒った豆であるから本来は芽吹くはずのないものを埋めて祈るところに、このまじないの眼目があるとみられる。石仏という信仰の対象と、年齢の数を合わせるという作法が組み合わさった、素朴な民間療法の一つである。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』所収、宮城県栗原郡花山村の調査報告に記録がある。
- 地域
- 宮城県栗原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ