いっぽんつののうま
一本角の馬
国内
未確認生物
- どんな話か
- 田畑を荒らし家畜を襲った角のある馬が、和尚の祈祷の満願の日に叫んで倒れたと伝わる。
- 細部
- 宝暦元年のこととして語られる話。額に一本の角を生やした馬が宗楽寺の近くに出没し、作物を踏み荒らしては家畜に襲いかかったため、人々は手の施しようがなくなり寺の和尚に助けを求めた。白元和尚は秘仏の本尊の前に身を伏せ、二夜にわたって三度の伺いを立てる。満願を迎えた日の午の刻、寺の裏山に件の馬が現れ、天に向かって一声叫ぶとそのまま倒れたという。祈祷によって怪異が鎮まる型の話である。
- 広まり方
- 1978年の『伊予の民俗』に載る三好豊「日吉村の民俗」に記録がある。
- 地域
- 愛媛県鬼北町
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ