いぬにかわったちゅうげん
犬に変わった中間
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 日頃犬を虐げていた男の尻に犬の尾が生え、次第に姿まで犬に変わっていったという祟りの話。
- 細部
- 享保14年8月ごろ、本所石原の徳山五郎兵衛に仕える中間・八郎の尻に、突然犬の尾が現れた。八郎は数日、朝食を取らないこともあったが、すり鉢に食物を盛ると口にするようになった。その後は顔つきまで変わり、ついには全身が犬になったと記録されている。日頃から犬を殺していたため、その報いの祟りだと周囲は語った。『兎園小説』を収めた『日本随筆大成第二期』(1973年)に見える本所の話である。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第二期』(1973年)所収の滝沢馬琴『兎園小説』に記録が残る。
- 地域
- 東京都墨田区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ