いぬのたたり
犬の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 殺した犬の障りを鎮めるために建てられたと伝わる八重河内の犬地蔵。
- 細部
- 八重河内には犬地蔵と呼ばれる石仏がある。かつてこの地で犬が殺され、そのあと障りが起きたため、鎮めるために地蔵を据えて祀ったのが始まりだと伝えられる。人に近い獣を手にかけたことへの後ろめたさが、災いという形で意識され、供養の場を設けることで区切りをつけたわけである。同じ遠山の一帯には犬を神の使いとする伝えもあり、犬という存在が畏れと結びついて語られてきた土地柄がうかがえる。
- 広まり方
- 1979年刊『遠山の民俗』所収、東京学芸大学民俗学研究会による寺院と講の項に記録がある。
- 地域
- 長野県飯田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ