いぬくよう
犬供養
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 安産を願い戌の日に岩田帯を締める一方、難産で死んだ犬の話を聞いたら供養しないと難産すると言われ広まった風習。
- 細部
- 犬はお産が軽いとされていることから、妊婦は五月になると戌の日を選んで岩田帯を締め、安産を祈願する習わしがあった。ところが、もし難産の末に死んでしまった犬の話を耳にしたときは事情が変わる。その話を聞いた者が中心となって犬をきちんと供養しないと、自分自身が難産に見舞われてしまうと恐れられていたのである。この供養の話を隣村の女性が伝え聞くと、そこでもまた同じように犬供養が行われるようになり、こうして次々と広まっていったのだという。
- 広まり方
- 1939年の『民間伝承』所収、榎戸貞治郎「年神棚」に記録がある。
- 地域
- 栃木県茂木町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ