いぬがみ
犬神
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 益田市では犬神をいのがみと呼び、多くは女性に憑いて持ち主の言動をさせ、20分ほどで倒れて昏睡すると伝わる。
- 細部
- 益田市に伝わる話。犬神は「いのがみ」とも呼ばれる憑き物で、憑かれるのはたいてい女性だという。犬神に取り憑かれると、その人は自分ではなく、犬神を飼っているとされる家の人物のようなふるまいや言葉づかいをするようになる。取り憑かれた状態は長くは続かず、20分ほどで本人はその場に倒れて意識を失ったように眠り込んでしまう。目覚めたあとも2、3日は元気のない沈んだ様子で過ごすが、やがて少しずつ普段の落ち着きを取り戻していくとされている。
- 広まり方
- 1939年刊『島根民俗』に矢富熊一郎が狗の憑物と題してまとめたもので、女性への憑依例として報告されている。
- 地域
- 島根県益田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ