いぬがみ
犬神
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 京で退治された鵺の胴体が分かれて阿波国へ流れ着き、そこで犬神という異類に転じたと伝えられる。
- 細部
- 弓の名手によって都で仕留められた鵺は、体をいくつかの部分に分けられ、それぞれ別々の地へ流れ着いたのだという。そのうち胴の部分が阿波国まで運ばれ着いた先で、犬神と呼ばれる異形の存在に姿を変えたと語られている。京で起きた鵺退治という出来事が、遠く離れた四国の憑き物筋の由来にまで結び付けられている点が興味深く、都の怪異が地方の信仰を形づくる一例となっている。
- 広まり方
- 1936年の『郷土研究上方』に太田明が発表した「阿州犬神考(一)」に記録がある。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ