えたじましのいぬがみすじへのあずきもち
江田島市の犬神筋への小豆餅
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 家族に病人が出ると小豆餅を詰めた重箱を犬神筋の家へ届ける習わしがあったが、近年は疎遠になっているという。
- 細部
- この土地では、家の者が病気にかかったときに、重箱いっぱいに小豆餅を詰めて、犬神筋と呼ばれる家へ届けに行く習わしがかつてあったという。犬神筋とは、犬神という一種の憑き物が代々家に付いていると周囲からみなされる家筋を指す言葉である。病人が出るたびにそうした家へ餅を持参する慣行が続いていたが、犬神筋の家とは「筋が悪い」として敬遠する見方が強まったためか、現在ではこうした家同士の行き来はほとんど絶えてしまっているという。
- 広まり方
- 1959年の『女性と経験』に掲載された馬場富子「私の聞き歩き―広島県・山口県」に記録がある。
- 地域
- 広島県江田島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ