ぶんごおおののいぬがみのたたり
豊後大野の犬神の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 手に負えない悪い犬を岩に置き去りにして死なせたところ、その魂が祟るようになったという犬神の由来譚。
- 細部
- 豊後大野市三重町に伝わる話で、手に負えないほど荒々しい犬がいたため、海に突き出た岩の上に置き去りにする処置がとられた。助ける者もないままその岩の上で犬は鳴き続け、やがて力尽きて死んでしまったという。すると死後にその魂は人にたたりをなす存在になったと語られており、これが犬神という呼び名の起こりとされている。手に負えない犬を見捨てた末に祟る存在が生まれたという、因果を結びつける形の由来譚である。
- 広まり方
- 1950年の『民間伝承』所収、井之口章次「三重町の犬神」に記録がある。
- 地域
- 大分県豊後大野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ