いぬかわず
犬飼わず
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 稲荷を祀る家は犬を飼うことを禁じ、それでも飼って火事を出した家は罰金を取られたという。
- 細部
- 稲荷を祀る家では、昔から犬を飼うことが忌まれてきたという。ある家がこの言い伝えを守らず犬を飼ったところ、まもなく火事を出してしまった。近隣の者たちは、祀り神と反りの合わない犬を飼ったことが災いを招いたのだと考え、その家の主人から罰金を取り立てて見せしめにしたのだという。飼い犬ひとつが村全体の信仰上の秩序にかかわる問題として扱われていたことがうかがえる。
- 広まり方
- 1949年の『民間伝承』に、大藤時彦「犬飼はずなど」として記録されている。
- 地域
- 大分県宇佐市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ