とくのしまのしをつげるいぬのとおぼえ
徳之島の死を告げる犬の遠吠え
国内
未確認生物
- どんな話か
- 犬が群れて吠えたり遠吠えしたりすると死の前兆とされ、生霊が青白い火玉となって飛ぶとも伝わる。
- 細部
- 犬がブレナキと呼ばれる群れての吠え方をしたり、遠吠えをしたり、いつまでも鳴きやまずに立ち泣きを続けたりすると、その二、三日後に死者が出るとか、あるいは人の霊魂がすでに体から抜け出してあたりを歩き回っているのだと考えられていた。チェンタマシ、すなわち生霊は二十センチほどの大きさの火玉で、青白い尾を引きながら飛ぶとされ、これが海に落ちるのを見ると、数日のうちに死者が出るといわれている。
- 広まり方
- 1981年の『南島研究』掲載、徳富重成「徳之島の民間信仰と生活」に記録されている。
- 地域
- 鹿児島県徳之島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ