いののたにのへんべ
猪野谷のへんべ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 燕が持ち帰った白い種から育った南瓜の中に蛇が入っていたという猪野谷の言い伝えで、今も大きな南瓜は忌まれるという。
- 細部
- 一之宮町の家で、毎年やってくる燕に土産を持ってくるよう声をかけたところ、白い種をくわえて戻ってきた。その種を畑にまくと立派な南瓜が実ったが、割ってみると中から蛇が出てきたという。割った拍子に片目を傷つけられた蛇はそのまま姿を消してしまったが、以後もこの地では蛇が現れることがあると言われている。そうした由来から、この土地では大きな南瓜ができても喜ばれず、むしろ忌避される対象になっているという。
- 広まり方
- 1936年の『ひだびと』所収、和仁市太郎「燕の土産」に記録がある。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ