いのこのばさん
イノコノバサン
国内
未確認生物
- どんな話か
- 旧暦十月の亥の日には大根畑をイノコノバサンが守っていて、行き会うと怪我をするため畑に入ってはいけないとされる。
- 細部
- 敦賀地方では、旧暦十月の亥の日を古くから亥の子と呼びならわしている。この日に限って、畑にいるはずのないイノコノバサンという存在が大根畑の番をしているとされ、うっかりその場に行き合わせてしまうとけがを負わされるとおそれられていた。そのため、亥の子の日には誰も大根畑へ立ち入らないようにするのがならわしだったという。畑を見守る役目と、近づく者を拒む恐ろしさとを併せ持つ点が、この存在の特徴として語り伝えられている。
- 広まり方
- 『大阪民俗談話会々報』1940年掲載、平山敏次郎「小資料」に記録がある。
- 地域
- 福井県敦賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ