いのちをとりにきたもの
命を取りに来た者
国内
未確認生物
- どんな話か
- 命を取りに来た訪問者にワラで固く巻いたちまきを差し出し、それを解くのに手間取らせて逃げのびたという由来譚。
- 細部
- 三豊市では、三月三日の花見節供にちまきを作る理由として、次のような話が伝えられている。正月のしめ縄に使ったワラを取っておき、これでちまきを巻くのだが、昔、命を取りに来た何者かがある家を訪れた際、その家の者はワラでしっかりと巻いたちまきを差し出したのだという。訪れた者がそのちまきを解くのに手間取っている間に、家の者は逃げ出すことができ、危うく命拾いをしたと伝わる。この故事にちなんで、以後花見節供にはちまきを作るようになったのだという。
- 広まり方
- 1973年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「香川県三豊郡詫間町」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ