いんまおう
インマオウ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 犬と猫が混ざった姿で人の霊魂を奪うというインマオウを見た者は、数日のうちに死ぬと恐れられていた。
- 細部
瀬戸内町に伝わるインマオウは、頭と尾が犬、顔が猫という取り合わせの姿をしており、人の霊魂を奪う存在として恐れられている。ある男が生垣の陰に隠れているインマオウを見かけた際、タオルのような身体に白い丸模様の顔をしていたといい、もう一本マッチを擦ろうとした途端に逃げ去ったが、その男は数年後に若くして亡くなったという。下校中の小学生が家の門前に座っているのを目撃した例もあるが、インマオウを見た者は数日のうちに死ぬとも言われている。
犬と猫が混ざったような鳴き声を発し、インビャクと呼ばれる犬猫の子を捨てる場所を通るときに特に聞こえるとされる。崖から光る石が落ちてきたので拾ってみたところ、その手までもが光り出し、石を捨てたあとも手が動かせなくなったという話も伝わっている。
- 広まり方
- 1980年および1981年の『奄美民俗ノート』掲載、山下欣一「インマオウの話」にまとめられている。
- 地域
- 鹿児島県瀬戸内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ