いんまお
インマオ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 耳が垂れた犬の姿をしたインマオは死期の近い人に忍び寄って舌で舐め、死の予兆を知らせると伝わる。
- 細部
- 瀬戸内町では、インマオはあの世からの使いとされ、耳が長く垂れ下がった犬のような姿をしているという。死期が迫った人のもとに現れ、夏の夜に浜辺で寝ている若者の体を舌で舐めていったところ、その若者はほどなく亡くなったという話がある。またある家では、病を患う祖父のもとにインマオという犬が訪れたとも語られ、これは死の直前に墓からやって来て人の魂を持ち去るためだとされる。長患いする人から抜け出るユダマという魂の火が軒先の上を飛べば死が近いしるしで、下を飛ぶ間はまだ運が残っているとも言い伝えられている。
- 広まり方
- 1981年の『南島研究』登山修「奄美大島瀬戸内町の民間信仰」、および1982年の『奄美民俗ノート』登山修「インマオ」にまとめられている。
- 地域
- 鹿児島県瀬戸内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ