いにんびー
イニンビー
国内
未確認生物
- どんな話か
- 深く愛し合った男女が誤解から相次いで崖に落ちて死に、呉屋バンタに現れていた怪火はその無念を焔にしたイニンビーだとされる。現在は出ない。
- 細部
- 昔、美里番所に勤めていた男と、ひとりの乙女が深い恋仲になった。ところがある出来事をめぐる誤解がもとで、乙女は崖から落ちて命を落としてしまう。これを目にした男は悲しみに暮れ、後を追うように自らも同じ崖から身を投げて死んでしまった。呉屋バンタと呼ばれる場所に見られていた怪しい火は、この二人の無念の思いが焔となって現れたものであるとされ、イニンビー(遺念火)と呼ばれてきた。もっとも、現在ではこの怪火が目撃されることはなくなっているという。
- 広まり方
- 1975年の『南島研究』所収、崎原恆新「沖縄の遺念火由来」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県西原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ