いぬがみ
犬神
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 犬を生き埋めにして飢えさせ首を刎ねて祀ったという犬神で、病人宅に貸し出すと病魔を追い払うとされる。
- 細部
- 三豊郡のあるM家は、犬神を祀る家として知られていた。何代か前の当主が、犬を土中に埋めて飢えさせたうえで首を刎ね、その骨を白骨にして祀ったのが始まりだと伝えられている。この白骨を納めた小さな厨子は神棚に安置されており、頼まれれば他家に貸し出されることもあった。病人の出た家がこの厨子を神棚に置いて祈祷を行うと、犬神が病魔を追い払ってくれるとされる。借りた厨子を返す際には、相応の礼物を添えるのがしきたりであった。
- 広まり方
- 1950年の『民間伝承』所収、堀一郎「諸国憑物問状答」に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ