いなりさま
稲荷様
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 小鹿野町長久保の下組で不幸や病が続いた際、住民の夢に足の不自由な稲荷様が現れて自分を祀るよう告げ、祀ると災いが止んだという話。
- 細部
- 小鹿野町長久保にある下組の集落では、ある時期、住民の間で不幸な出来事や病人が続けて起こり、これは何かの祟りに違いないと皆が心配するようになった。そうした状況の中、組の住民の一人が見た夢の中に、身体の不自由な姿をした稲荷様が現れたという。稲荷様は夢の中でその住民に対し、自分を祀るようにと告げた。住民たちがこのお告げに従って稲荷様を祀ったところ、それまで続いていた不幸や病といった災厄はぴたりとなくなったと伝えられている。
- 広まり方
- 新編埼玉県史 別編2(民俗2)の1986年刊行分に、茂木貞純・岡本一雄による各地事例の報告として収められている。
- 地域
- 埼玉県小鹿野町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ