いなりさげ
イナリサゲ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 堺のイナリサゲではゴモクズシを供え、狐が降りた際は体が跳び上がるがミーサンの時は跳ばず、薬の作り方は細かく告げるという。
- 細部
- 堺市にも伝わっていたイナリサゲと呼ばれる託宣の行についての記録である。行にあたってはゴモクズシと呼ばれる混ぜ寿司を供え物として用意していたという。稲荷の霊が体に降りた際には、行を務める人の体が思わず跳び上がるようなしぐさを見せるが、ミーサンと呼ばれる別の霊が降りたときには、そうした跳び上がる動きは見られないとされる。また、薬の作り方を人に伝えるときには、細かな手順まで丁寧に告げるのが常であったという。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』所収、高田十郎らによる「大阪民俗談話会記録」に基づく。
- 地域
- 大阪府堺市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ