いなりさげ
イナリサゲ
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 和泉市取石周辺では、寒施行の折にイナリサゲと呼ばれる稲荷を降ろす行を行っていたという。
- 細部
- 和泉市の取石という地域一帯に伝わる習俗である。寒の時期に施しを行う寒施行という行事の際、イナリサゲと呼ばれる行が併せて行われていたという。イナリサゲとは稲荷の霊を人の体に降ろして託宣を得ようとする一種の託宣行であり、寒中の厳しい時期に行われる点に特徴がある。詳しい作法までは伝わっていないが、この地方における稲荷信仰と寒施行という季節の行事が結びついた事例として、地域の民俗調査記録にとどめられている。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』所収、高田十郎らによる「大阪民俗談話会記録」に基づく。
- 地域
- 大阪府和泉市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ