やしきのいなりのさわり
屋敷の稲荷の障り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 災難続きを行者に占わせると、木が倒れかかった稲荷の祠が原因と告げられ、直すと収まったという。
- 細部
- ある家の先代は災難が重なるのに耐えかね、行者を呼んで易を立ててもらった。すると自分の所有地の一隅にある宮に障りがあり、それが祟っているのだと告げられた。確かめてみると、小作に出している家の敷地にある稲荷の祠で、風で倒れた木が屋根に覆いかぶさったままになっていた。木を取り除き、油揚げを供えて拝んだところ、それきり災難は起こらなくなったという。以後その祠は屋敷神として祀られるようになった。
- 広まり方
- 1989年刊『長野県史 民俗編 中信地方 仕事と行事』第9編民間信仰、屋敷神を託宣によってまつる項に載る。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ