いなだひめ
稲田姫
国内
未確認生物
- どんな話か
- 元亀元年の大津波で飯盛町の稲が流されかけたとき、稲田姫の神霊が嵐の中に光を見せ、翌朝には水が引いていたという。
- 細部
- 飯盛町の田結一帯では、元亀元年(1570年)に大きな高潮の被害があったと伝えられている。刈り取ってまとめた稲が海水にさらわれそうになったとき、稲田姫という神霊が姿を見せ、荒れ狂う夜の嵐の中でいくつもの怪しい光を放ったという。夜が明けると風はぴたりとやみ、押し寄せていた水も引いていた。見ると、村じゅうの稲はすべて竹でひとまとめに結わえられていたと語り継がれている。
- 広まり方
- 1928年の『旅と伝説』に掲載された大庭耀「千々石灘沿岸伝説」に記録がある。
- 地域
- 長崎県諫早市
- 年代
- 室町時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ