うくいなをとってはならぬきんき
浮くイナを取ってはならぬ禁忌
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 水面に浮いているイナ(ボラの幼魚)を捕ってはいけないとされ、過去に捕った者が死んだり家が焼けたりしたという御宿町の禁忌。
- 細部
- 御宿町では、水面に浮かんでいるイナ、すなわちボラの幼魚を捕ることを禁じた。見つけた魚を捕るのが普通に思える場面でも、水上に浮いたイナだけは手を出してはならず、禁を破った者には死や家の焼失という重い報いが及んだと語られる。これは単なる心得ではなく、違反後の実例を伴う禁忌として伝わったもので、『海女部落と台地端の村と』1967年の「七、信仰」に記録されている。
- 広まり方
- 『海女部落と台地端の村と』(1967年)の「七、信仰」(東京学芸大学民俗学研究会)に記録される。
- 地域
- 千葉県御宿町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ