いましろさま
今城様
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 同族が祀る祟り神で、周囲の草木を刈ったり石造物に触れたりすると一族から病人が出るという。
- 細部
- 今城イチマキと呼ばれる同族集団が祀る神は、今城様あるいはアリの木様の名で呼ばれる。アリの木の内側に五輪塔が据えられ、その傍らには石の小祠も安置されている。この神は祟る性質を持つとされ、周りの草を刈ったり木を伐ったりすること、また五輪塔や石祠に手を触れることが強く忌まれた。禁を破れば、一族の中から病に倒れる者が出ると信じられていた。祭祀の対象が特定の血縁集団に限られ、その集団に直接災いが及ぶ点に特徴がある。
- 広まり方
- 1983年刊『愛媛県史』第五章第三節、佐々木正興による御霊信仰の記述に見える。
- 地域
- 愛媛県宇和島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ