いきぴとぅぬたましい
イキピトゥヌタマシイ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 生きている人の魂が本人より先に現れるという現象で、畑にやって来る息子の姿を先に見た後、実際に同じ姿で息子がやって来たという例が伝わる。
- 細部
- イキピトゥヌタマシイとは、生きている人間の魂だけが本人よりも先に姿を現す現象のことをいう。たとえば、畑仕事をしていると弁当を持った息子がこちらへやって来る姿がふと目に入ったが、振り返ってみるとそこには誰の姿もなかった、という体験が語られている。しばらく時間が経ったのち、まったく同じ格好をした息子が本当に弁当を持ってやって来たという。このとき最初に見えた姿は、これから訪れる本人の前触れとしてイキピトゥヌタマシイが先回りして現れたものだったと理解されている。
- 広まり方
- 1977年の『沖縄民俗』所収「八重山石垣市宮良部落報告」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県石垣市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ